Bombay Cafe

踊る青い空!!



まち、みせ、演劇、見たものそのままお伝えします。


Bombay Cafe-La – Bringing the Taste of India to LA


インド料理ではLAでNO.2。ザ○の請合いそのままに、金曜の夜にゴー。場所はサンタモニカの隣町、ウェストLA。


まずはお店の名刺から。。。


どうやらライオンのようです。でも、四足の足首がどうしてもモモヒキのようにも見えるので、冬場に布団から這い出てきたオカンというイメージが抜けない。


お店の内装は、「いかにも!!」という雰囲気ではまったく無く、おそらく以前は普通のアメリカンスタイルのバーかカフェだったのをそのまま使っている感じ。あの、独特の音楽も無く、奥にはオープンキッチン。お店の入り口でニコニコしているインド系のお姉さん以外は、インド料理のレストランに来ているという感じはまったくありません。


さてさて、食事。


まずは、Chat(屋台で出すおつまみという意味らしい)から、Aloo-Ki-Tikkiというものと、もう一皿(名前おぼえられましぇん)をオーダー。


Aloo-Ki-Tikkiはポテトをつぶして小さく丸めて焼いたものに、甘辛いソースがついたもの。味、食感はお好み焼きとたこ焼きの中間。自分の表現力の貧困さにギャフン。もう一皿もポテト。今度は、ふかしたジャガイモにヨーグルト、チャツネのソース、ねぎをかけたもの。これは、シンプルなのですがとても美味。


見た目は、ヨーグルトがかかっているので、一瞬甘酸っぱいのかなと思わせといて、実はしっかり辛い。でも、これがヨーグルトの酸味とうまく調和して、ポテトの甘みを引き出してくれる。ジャガイモって、コロッケから始まって幼少の頃からいろいろ食べているけど、こんな味付けは初めて。さすが、心憎いね。


メインは、敢えてカレーに行かずチキン・タンドーリへ。腕見せてチョ。


味付けはやや濃い目。焼き加減も少し強め。このままでは「んぅ?ちょっと?」と思わせといて、仕掛けは、添えられたライムと小さい器に入ったソース。ソースの中身は分析不可でしたが、緑色なのでハーブを中心としたソースと思われます。ジェノベーゼを少し薄くした感じで、味はやはりスパイスが効いている。でも、辛くはない。


この二つを組み合わせてタンドーリを食べると味が変わります。少し濃いかと思っていた味付けなのに、気が付けば、あっさりとお口の中へ。白ワインでも合わせられる繊細な味。多分、このあたりの妙味がLAで受けている理由と見た。


一皿一皿のボリュームは、若干物足りないけど、店の雰囲気を見る限り、カジュアルにみんなでわいわいいろいろオーダーするスタイルらしいので、大人数で行くことをお勧めします。でも、予約は確実に。