俺、何しにきたんだっけ?

ほんとに釣れるのカヨ



東アラブの民よ、陽気に誘われ、野にでよう!


いい加減、カヌー作成(いずれ書きます)を終わらせるべく、工房へ。


埼玉の郊外、自然の遊び場へと向かい、師匠と待ち合わせ。


なぜか工房には向かわずに、ちょっと変わった海賊船長(いずれ書くはず)のアジトへ。


紹介もそこそこに、ちょっとした宝探しの作戦会議(多分書くはず)に加えられる。


おれ、何しにきたんだっけ?


作戦会議も終了し、さて今度こそ。


「で、何する?」と師匠に尋ねられ、思わず、「桜も綺麗だし、花見、釣り、お風呂かな」と。


「了解」


ということで、ビールと食料(自分&お魚用)を買出し、人気の少ない川原へ到着。



桜、菜の花、お天気日和。まずは、川原に食料広げ、自分達の腹ごしらえ。


ビールがしびれる。川面に浮かぶカモたちものんびりお花見。



あ、カワセミ


背中に青い筋が通っている。高速で目の前を飛び去る青い残像が、川にそって走る。


師匠によると、ヤマセミというのもいるらしい。


知らんかった。


さて、少しゴロンと寝転んだあとに、釣り(ごっこ)でも。


自分としては、目の前の川面に釣り糸垂らして、ぼんやりする釣りごっこだったのですが、渡されたのは長靴。


ふと振り返ると、リュックを背にした、完全武装の師匠が。。。。


しまった、この人、つり好きだった。


ということで、釣りごっこは、釣りごっこでも、これは「渓流釣りごっこ」。


竿を片手に、堰越え、浅瀬越え、テトラ越え。ちょっとした自然のフィールド・アスレチックへ。



師匠の足跡を踏み追いつつ、沢とび練習。落ちたらドボン。



釣竿もって、岩間を飛び歩くのは至難の業。師匠は、軽業師のように、ひょいひょい進む。


バランス感が無い自分にびっくり。でも、ドキドキしながら、何とかポイントにたどり着く。



魚に見られないように身をかがめ、水の流れをよく読んで、仕掛けを川面に流す。


一筆書きで水の流れの筋をなぞるように、神経を竿先に集中させる。



うまくいかずに、何度もやり直し。師匠が交互に手本をみせてくれる。


ポイントを移動しながら、一時間ほどのプチ渓流釣りごっこ


面白い。釣れたらもっと楽しいのだろうけど、今日は練習。


最後は穴場の桜をのんびり見た後、お風呂屋に直行。



暖かくなってきましたね。


あれ、俺何しにきたんだっけ?


「きてない」と、師匠の一言。


本日のギャフン

  • 今度は鮎に挑戦するカモ:100ギャフン
  • 道具もってないけど:200ギャフン


注)「ギャフン」:驚愕の気持ちを表す単位。良くても悪くてもよい。

1ギャフンは、おおよそ、赤星の盗塁成功、もしくは、川相のバント成功ぐらいの驚き。