お買いもの GoGo!!
東アラブの民よ！！ お年玉はまだ貰う方か！？
朝、目が覚めると昨日までの雨が嘘のような晴天。気分もよく、今日の朝には返却する予定だったレンタカーを1日延長し、ドライブがてら、郊外のアウトレットに行くことに決定。
ここでピンと来た人は、そこそこLA通。行き先はそう、「Desert Hills Factory Stores」http://www.premiumoutlets.com/japan/centers/desert.htmlです。名前は少しいかついが、グッチ、ナイキなど有名どころも含め130店舗ものお店がそろっており、ファッションのみならず、食器やリネン類まで、お買い物的には一網打尽的スポット。
LAのダウンタウンから東へ1時間半ほど走ったところにあるので、気分転換のドライブにはちょうど良し。ところで、ここでLAのドライバーの気質について一言。っ〜か、アブナイヨ、アヒトノタチ（なぜか、ボビー調）。
アメリカなので、飛ばすのは当たり前なのだが、とにかく車間距離が狭い。時速120キロぐらいで走っているのにも関わらず、車間距離は車1台入るか入らないほど。しかも、交通量が多いので、横もほぼブロック。周りの車から少しでも遅れようものなら、すぐさま割り込まれます。ニューヨークでは、マンハッタンの中をゼロヨン的に疾走するタクシー達にもまれていたのだが、これまた違った脂汗体験。慣れるまでは怖くてほぼ目をつむって走っていました。
しばらくすると運転にも慣れ、少し余裕が出てきたので、今お気に入りのスペイン語ラジオ局にあわせて、鼻歌交じりにアミーゴモード全開。すると、郊外の住宅街も抜け、いつの間にやら砂漠的風景。北東の方角には、サン・ガブリエル山脈がそびえており、最も高いStrawberry Peark（標高約1,900ｍ）はしっかりと雪化粧。平地では日中ならＴシャツでもＯＫというのに、すぐ先に見える山の8合目は真っ白で、とても違和感を感じる光景です。
岩と椰子の木とサボテン達を横目に、アミーゴモードも最高潮に達し、「ムーチョ！ムーチョ！！」とアクセル踏み倒したら、あっという間にアウトレットに到着。よい子は真似しないでね（いろんな意味で）。
ついてみると、砂漠のど真ん中に突如、平屋建てクリーム色の建物の集落があり、隣にはカジノホテルが建っている。建物や店内はとても綺麗で、平日にもかかわらず沢山の人たちが買い物を楽しんでいるよう。どうやら、観光客向けのオプショナルツアーもあるようで、日本語、韓国語、イタリア語などある特定言語の団体さんをチラホラ見かけました。
こちらのターゲットは、リネン類と明日から始まる仕事に着ていく服を調達すること。目標がしっかり定まっているので、お買い物に要する時間はあまり無く、小一時間程で終了。ということで、少し足を伸ばして、隣町のPalm Springまで出掛けてみる。
ドライブとしては、ここからが大正解！！Palm Springは、西海外でも有数の保養地で、高級別荘やホテルが軒を並べる小さな街。これも、砂漠を運転していると、青々した緑（？）のオアシスが忽然と現れます。また、そこにいたるまでの道路からの景色が圧巻で、最近日本でも時折見かける風力発電機（高さ30メートルぐらいの風車）が、山の頂上まで見渡す限り並んでおり、グルグルと電気を発電しておるのです。
そんなこんなで、明日から仕事ということを忘却し、ルーツを辿るべくメキシコ国境に向け、一路爆走するのでありました（嘘。ちゃんと帰りました。）
本日のギャフン
注）「ギャフン」：驚愕の気持ちを表す単位。良くても悪くてもよい。
1ギャフンは、おおよそ、赤星の盗塁成功、もしくは、川相のバント成功ぐらいの驚き。
