MXC
東アラブの民よ、ジブラルタル海峡に弾丸バレーボールは付き物？
ケーブルテレビ、数百チャンネルあります。いつもは、有料オプションで放送している日系番組を見ていますが、あまりにつまらなかったので、他のチャンネルをまわしてみる。でも、チャンネル数がやたら多く、グルグルとチャンネルを回す。
あ、「チャンネルを回す」ってもう言わないよな。
すると、突然、「チャンネル回す」世代にとって懐かしい画像が目に飛び込む。
「風雲たけし城。。。」あ、正確には「痛快なりゆき番組 風雲！たけし城」というそうな。
うわぁー、懐かしい。
そうえいば、こちらのケーブルテレビではアニメとか日本の番組が吹き替えで放送されているものな〜と、納得顔で見始める。
ぬ？様子がなんか違うぞ。日本語と英語が同時に流れているが、訳が全然あってない。
おろろ？なんじゃこりゃ？？画像はオリジナルなのだが、構成までちがうぞ。
2チームに分かれてなんか競争している。
番組名を調べるとMXC（Most Extreme Elimination Challenge ：最も過激な脱落ゲーム）と。
「冠」（タレントの名前）すら消えている。
あわてて、ネットでMXCを調べてみると。
MXC, formerly known as Most Extreme Elimination Challenge, was created by cable network Spike TV using footage from the Japanese game show Takeshi's Castle and dubbing it over in English, the results of which have nothing to do with the original program. In the show, two teams of contestants (e.g. the adult entertainment industry vs. the home improvement industry) duke it out in painfully stupid contests of willpower and strength, such as Wall Bangers, where contestants wearing velcro suits swing on a rope at a solid wall and attempt to stick themselves to it without falling in the "toxic sludge" mud pit below. The games are refereed by Captain Tenneal (Hayato Tani), commentary is provided by hosts Vic Romano (Beat Takeshi) and Kenny Blankenship (Sonomanma Higashi), with on-the-scene reporting by Guy LeDouche (Shingo Yanagisawa).
適当に読み下してみると、どうやら、アメリカのコメディチャンネルが、たけし城の画像に吹き替えを入れて番組を作ったらしい。説明でもしっかりと「原型なし」とコメントされている。
上記説明によると、番組は2チーム（例えば、アダルトビデオチーム対大工チーム？？）に分かれて精神力と体力を競うゲームとなっている。
審判はCaptain Tenneal（谷隼人）、コメンテーターは司会のVic Romano（ビートたけし）とKenny Blankenship (そのまんま東)、そして、現場レポーターはGuy LeDouche (柳沢慎吾)。
ちなみに、『ウィキペディア（Wikipedia）』でオリジナルの番組概要を調べると、
『ビートたけしが城主をつとめる、難攻不落の「たけし城」を討ち落とす為、毎回約100人の一般応募者からなる攻撃軍を谷隼人“隊長”が率い、緑山スタジオに作られた難関（アトラクション）を攻略する。たけし軍が仕掛けた、数々の難関を攻め行くうちに攻撃軍のメンバーは次々と脱落していき、最終的に勝ち残った者が賞金100万円を獲得するルールであったが、滅多な事では最後まで勝ち残る者は出ないほどの過酷さを誇っていた。また、珍プレー好プレーなどを見せた挑戦者には敢闘賞として賞金10万円が贈られた。 』
えらいことなってます。しかし、Vicって。
さらに、YouTubeで調べてみると、名場面を編集したビデオクリップまで。
とどめは、オフィシャルホームページ。
とんでもないことになってます。この国。今度、日本でそのまんま東を見つけたら、「ケニー！！」って呼んでやろう。
本日のギャフン
注）「ギャフン」：驚愕の気持ちを表す単位。良くても悪くてもよい。
1ギャフンは、おおよそ、赤星の盗塁成功、もしくは、川相のバント成功ぐらいの驚き。
