総理が通った理容室

僕ではないです。イメージです。



東アラブの民よ、あべちゃんって麻布十番の飲み屋だっけ?


約1ヶ月半、日本に出張してました。8月の東京はとても暑く、髪の毛の伸び具合が気になりがち。


日本に住んでた頃に通っていた散髪屋に行くのも、ちょっと離れているから面倒くさく、滞在していた赤坂近辺で探してみる。。。あまり、ピンとこない。1000円散髪も雑だし。せっかく帰ってきた日本、やはり王道の「蒸しタオル、シャンプー、髭剃り」の三点セットは譲れない。


すたすたと、灼熱のアスファルトの上を歩いていくと、目の前にホテルが。。。そう、もうすぐ建替えのために休館となる、キャピトル東急ホテル。あの、ビートルズも宿泊した歴史あるホテル。「そうだ、ホテルで刈って貰おう!」とホテルに飛び込んでみる。今日は日曜日の午後、辺りは結婚式の参列客で一杯。


こういう日は込んでいるかな〜と、恐る恐る入り口にたってみると、お客は1人。店員は5人。


うぉぉ。渋怖い。


内装は、いたってシンプル。おじさんもいたってシンプル。でも、料金はちょっとアンシンプル。


カット、シャンプー、髭剃り別売りで、あわせて約1万2千円。


やるねぇ〜。こちらもせっかくの日本滞在、腹をくくって、「おねがいしやす!!」とな。


まな板のコイ、やるせない恋。とりあえず、やられるがままに身を任せていこうぞよ。


結論。


技術は超絶。散髪っていわゆる「毛づくろい」なのねと、生まれて初めて体感しました。とにかく、作業が細かく、カットは毛が一本一本刈り取られていくような感覚。たまりまへん。洗髪は、このおっさん、指何本生えてんねんと?と妙な勘繰りをしてしまうほど、濃厚な洗いよう。そして、髭剃りは、段階ごとに剃刀を使い分ける、1人3枚羽攻撃。


納得の1時間♪


いい男になりました。


そういえば、子供の頃、散髪に行く度に近所のおばちゃんから「いや〜、いい男にならはって」と言われたもの。


ど満丸顔の丸刈りなのに。。


本日のギャフン

  • あとで調べてたらコイズミ元首相が通っていた理容室らしい:50ギャフン
  • マッカーサーも利用したらしい:200ギャフン


注)「ギャフン」:驚愕の気持ちを表す単位。良くても悪くてもよい。

1ギャフンは、おおよそ、赤星の盗塁成功、もしくは、川相のバント成功ぐらいの驚き。