Happy Birthday, Men!!

おらがタイのプレスレィー



東アラブの民よ。お誕生日はうれしいか?それとも、もうそうでもないか?


今日は金曜日。LAで働き始めて初の週末。そう、TGIF(Thank God! It's Friday!!:うぉっしゃ!!やっとこさ金曜日だぜ!!)なのです。会社のみんなも少しそわそわ。昼過ぎからみんな週末の予定についてあちらこちらで井戸端会議。


ところで、明日は同僚のエバン君の誕生日ということで、会議を装って部署のみんなでサプライズ・パーティー。会社のリラックスルーム(「Family Room」といいます。うちのオフィスで最も見晴らしのいい場所にあり、地上31階の角部屋でHallwoodの看板から、遠くはサンタモニカのビーチまで見える。)に呼びつけて、お誕生日の歌大合唱♪


すると、おもむろにアシスタントが白い箱を持ってきたので、ケーキか!?と思いちらり横目をやると、なんと大型のクッキーに生クリームでメッセージが。宅配ピザのMサイズはゆうにあるクッキーって、はっきり言って怖い。あまいし。


さて、このエバン君。明日で24歳となるそうな。眩しすぎるよ、君。坊主頭で大学時代はレスリング部所属。やはり、眩しすぎるよ、君。どこにでもいる、気が優しくて力持ちタイプ。明るくて、いつも元気に跳ね回っているのが、今日はどこと無く気恥ずかしそうに歩いている。うん、眩しすぎるよ、君。


仕事後は、彼の友人がパーティーを催すとのことで、もれなくお呼ばれ。渡米後10日で、街に知り合いがいないわたくしゃにゃ、ありがたいお誘い。もう一人の若手同僚、少し人見知りするインド系アメリカ人のデップ君とともに、指定されたレストランへ。そこはタイ料理のレストランPalms Thai Restaurant |  Home。店は広くて、内装はどちらかというとカフェテリアっぽいつくり。しかし、そこには大きなステージがあり、なんと、エルビス・プレスリーのカッコをした、タイ人のおじさんが熱唱中(写真)。


店には「カラオケではありません。れっきとしたエンターテイメントです」と表示が。さすがはHollywood。スターが生きてるよ、しかも活きのいいのがぴちぴちと。食事中、おじさんはひたすらエルビス・ナンバーの名古屋撃ち状態。父親が大のエルビスファンだった私は、幼少のころから子守唄代わりに聞いていた曲をグリーンカレーと共に味わう羽目に。でも、食事は美味しく値段も割安なので、お店は大盛況。おそらく、あのエルビスオヤジだけが、彼のショーでお店が繁盛していると信じているのだろうなぁ。


2次会は繁華街にあるラウンジ系のレストラン。その名も「ゲイシャ・ハウス」http://www.geishahousehollywood.com/。内装はとてもヒップな感じですが、食事はお寿司、ウェイトレスは白塗りして着物を着たお姉さん。音楽はラウンジ系で映像は時代劇。よ〜わからんが、LAではそれなりに流行の場所らしい。今日は、とにかく何かをミックスさせないといけない雰囲気なので、こちらも勢いで、日本語交じりの意味不明トークへ突入。もういいや、みんな酔っ払っているし。


そうして、エバン君の顔は次第に赤くなり、急速に乾杯を繰り返しつつ、夜が更けていくのでありました。


おめでとうエバン君。明日の朝には何歳になったか忘れているよ、君は。

本日のギャフン

  • 昨日の映画撮影の話がYahooトピックスにも取り上げられていた:30ギャフン
  • 昨日とは別の同僚が実は昨日とは別の友人の同級生でかつ顔見知りだったことが判明:100ギャフン

注)「ギャフン」:驚愕の気持ちを表す単位。良くても悪くてもよい。

1ギャフンは、おおよそ、赤星の盗塁成功、もしくは、川相のバント成功ぐらいの驚き。